セプテム

「セプテム」とは?

基本プロフィール

セプテムは『アルルの冒険』に登場するキーキャラクター。
英雄の村の子供である。英雄の村には毎年決まった日に周囲に魔法の壁ができるようになっており、その日にはお祭りが開かれている。そのお祭りを見に来たアルルに助けられて以来、彼女に懐き頼っている。
好奇心旺盛で行動力抜群、ちょっと寂しがり屋である。好物はたまごやき。宝物は『タマゴ』
ゲーム中、セプテムに友達がいる気配はなく、常に一人でいる。孤独な印象があり、家族がいる気配すら見えない。
見た目は女の子のような容姿だが(髪が長く、可愛らしい目をしていることから)、一人称が『ボク』であることや、アルルが『セプテムくん』と呼んでいることから男の子の可能性が高いと言われている。だが、実際には設定されてないという。
(ちなみに、元々セプテムは”二重人格のラスボス”として設定されていたらしい。)

性別 不明(設定されていない)
身長 130cm
体重 28kg
スリーサイズ 不明
年齢 不詳
誕生日 12月16日

キャラクターの名前設定

プテムたちの名前は全部ラテン語で曜日を表しています。
 セプテム・ディエース(一週間)、ディエース・ルーナエ(月曜日)
 ディエース・マルティス(火曜日)、ディエース・メルクリィ(水曜日)
 ディエース・ヨウィス(木曜日)、ディエース・ウェネリス(金曜日)
 ディエース・サートゥルニ(土曜日)、ディエース・ソーリス(日曜日)

アルルの冒険 まほうのジュエルについて

アルルの冒険って?

セプテムが登場する『アルルの冒険 まほうのジュエル』とは、『ぷよぷよ』のルーツである3Dダンジョン型ロールプレイングゲーム『魔導物語シリーズ』のひとつである。特徴としては、ほとんどの作品に「アルル」という魔道士の少女が登場する。
・・・しかし、このゲーム、相当いわくつきのようだ。
と、いうのも、全ゲームのタイトルに冠されてる「魔導」がどこにも見当たらない、内容も今までの物語を覆したものになっており、しかしセプテムのように他ゲームには登場しないゲストキャラクターが拝めるなど、個人的にたのしめる仕組みにはなっているのではと推測する。

ストーリー

英雄の村にでかけた主人公アルル。
そこで村長から村に伝わる「英雄の伝説」を聞く。
すると、突如、地響きと閃光がはしり、ぷよぷよたちがカードに姿を変えられてしまった!ぷよぷよたちを元に戻すには、祭りが行われている1日のあいだに「5つのクリスタル」を集めなければなりません・・・。

魔法をつかった途端に姿を消したサタンや、アルルにアドバイスをする「マントくん」など、次々に不思議な出来事がおこるなか、ついにアルルは冒険にでる決心をします!
しかし、周囲の村人たちの不自然な様子がどうしても気掛かりです。
じつは、彼らは、英雄たちがこの地に封印したという「伝説の力」を目覚めさせ、自分たちの野望を叶えようと暗躍していたのです!サタンが姿を消したのは、彼らに利用されていたからなのでした。

いっぽう、(相変わらず)同じように封印された力をつけ狙うアルルのライバル、シェゾ。
何度もアルルの行く手を阻み邪魔をするものの、(相変わらず)ことごとく返り討ちにあい、とうとう打つ手がなくなったところで、解決策として「村の子どもであるセプテムの大切なペットを奪って力を吸収する」という暴挙にでるが、あえなく失敗。

アルルに救い出されたセプテムはアルルに懐くものの、すぐに帰ってしまということでガッカリ・・・・。
さて、遂に5つのクリスタル全てを集め終わったアルルですが、英雄の力が封じ込められているという伝説の祠の前には、なんとサタンが待ち構えていました。その目的は、「アルルとともに再度”力”を封印すること」。じつは、祠に封印された力はかなり危険な代物で、二度と外に出してはいけないと判断したサタンは、アルルと共闘することを決意したようです。

・・・ところが、封印の最中、突然セプテムが飛び込んできました!驚くアルルに対し、セプテムは次のように言葉をかけます。
「ごめんなさい、アルルお姉ちゃん!」
自分を救ってくれた、まるでお姉さんのような存在のアルルと離れたくない・・・そんな一途な願いを叶えるために作動してしまった力。
セプテムは力に飲み込まれてしまいます。

果たして、セプテムとこの世界、そしてぷよぷよたちを、アルルは救うことができるのか?!

セプテム以外の登場人物

※他シリーズにも登場するキャラクター紹介

【アルル・ナジャ】
「魔導物語」「ぷよぷよ」シリーズに主人公として登場する、魔道士の卵の少女。
謎の生物「カーバンクル」とつねに行動を共にしている。

誕生日:7月22日
年齢:16歳
一人称:僕
趣味:ダンジョンの探検
好物:カレーとらっきょ
性格:天真爛漫
身長:158cm
体重:53or46kg(魔導物語より)
スリーサイズ:作品によって微妙に異なる
ちなみに「ぷよぷよ通」の攻略本によると→B86・W60・H85
ぷよぷよSUN→B80・W60・H85
魔導物語→B80・W58・H80
血液型:AB型(「ぷよぷよフィーバー2」という作品で正式に設定が追加された)
ヘアスタイル:茶髪をポニーテールにしている
瞳の色:金
服装:青と白をメインにした衣装(他作品では赤いトップス+黒いジャージのように、異なる服装をしていることも稀にあるとか)

☆アルルの必殺技
・ファイヤー:作品によっては魔導力を消費せず火炎球を繰り出せる便利な技。
・アイスストーム:氷の柱を相手にぶつける技。作品が発表されるごとに魔導力の消費量が上がっていった。
・ライトニング/サンダー:わくぷよでは直線状を攻撃できる、広範囲に雷を落とす技。
・ヒーリング:自分or味方一名のみの体力を回復できる。
・ダイアキュート:自己強化魔法。使用した次のターンで、自身の魔力の威力向上ができるが、何故か呪文をとなえる際に「ファファファイヤー」というように語頭が数回ダブる。
・スリープ:敵を眠らせる。
・ブレインダムド:相手の魔法力低下や混乱状態を誘発する。
・リバイア:周囲にバリアを形成し、敵の攻撃の一部もしくは全体を跳ね返すか、ダメージを軽減させる能力がある。
・シールド:その名の通り、自分の周囲に防御壁を形成し、敵の攻撃から身を守れる一方、シールドが破壊されるまでこちらから手が出せないという弱点がある。
・ばよばよ:相手を老化、弱体化させる。
・ルアク ウォイド:相手の防御力を低下させることが可能。「ジェゾの技」としての方が有名らしい。
・イリュージョン:ドラゴンなどの幻影を出すことで、相手からの攻撃を回避する魔法。
・ヘブンレイ:攻撃魔法のなかでは威力が大きい光属性魔法で、放った光球を炸裂させ、相手にダメージを与えることができる。
・ジュゲム:アルルが使用できる攻撃魔法のなかでは最も威力が高いが、その分成功率も低いことで有名。膨大な気を相手に注ぐことで爆発させる。
・ばよえ~ん:「相手を感動させて一定時間行動不能にする」という、なんとも不思議な魔法だが、ちゃっかりボスキャラにも通じるそうだ。発動させると、花が舞い散る演出が見れることも。
・るいぱんこ:何が起こるか全く予測できない。ちなみにぷよぷよ~んでは、おじゃまぷよの動きを一定時間止めることができるという。

【ジェゾ・ウィグィィ】
闇の魔道士の称号を持つ魔道士の青年。
自らの魔力を高めるためアルルの力を欲しているが、そのためしばしば周囲から「変態」と思われるような発言が多いものの、本人はいたって真面目。
ちなみに名前の意味は「神を汚す華やかなるもの」。

誕生日:3月16日
年齢:不明
一人称:オレ、オレ様、私(作品によってバラつきがある)
性格:※諸説あり
(元々は「冷徹な魔道士」という設定だったが、制作側が「もっと親しみやすいキャラクターにしたい!」ということで、時にはツンデレ美青年になってみたり、また時にはナンパな3枚目になってみたりと、様々な変更が追加された結果、当初の目論見は成功したものの、性格に統一性がなくなってしまったため、彼について説明をするのが困難になってしまった)
身長:「ぷよぷよ通」「ぷよぷよSUN」「魔導物語」→184cm
「ぷよぷよ」→178cm
体重:「ぷよぷよ通」「ぷよぷよSUN」「魔導物語」→71kg
・ヘアスタイル:銀髪
・瞳の色:碧眼
・服装:基本は白服で、黒服を着用していることもあるが、マントとヘアバンドだけは必須らしい

☆ジェゾの必殺技
・テレポート:空間移動ができるものの、特定の場所にしか移動できないとい難点も。
・闇の剣よ斬り裂け:魔法というより、剣を用いて相手を直接攻撃するときの掛け声。パターンとしては、「闇の剣よ」で気を溜め込み、「切り裂け」で一気に放つかんじ。魔力消費のない通常攻撃。
・スティンシェイド:自身の闇の力を放ち、敵にぶつけて爆発させる。
・アレイアード:剣を正面に構えて闇の力を放つ、闇の波動を敵の頭上めがけて放つなど、魔法を仕掛ける際のパターンは数々あるようだが、「古代魔法の奥義」という設定は変わらないようだ。ジェゾが14歳のときにあるキッカケで会得した魔法。古代語では「天使の翼を折る」という意味があるらしい。
・アレイアード・スペシャル:その名の通り、アレイアードを更に強力にした魔法。パターンはシリーズによってかなり異なり、また、これよりも更に強力な魔法を発動できる作品が存在するという。

【カーバンクル】
『魔導物語』『ぷよぷよシリーズ』に登場する、耳がウサギのように長く黄色い生物。
好物はアルルと同じくカレーとらっきょ。額に「ルベルクラ」という宝石があり、ビームを出すことができる。身体と舌がとても柔らかいのが特徴。
基本的にコミュニケーションをとる際は「ぐー」としか言わないものの、なぜかアルルにはちゃんと意味が伝わっている。
こう見えて意外と大食漢。
元々はサタンのペット兼心の友という立ち位置だったが、アルルがサタンと戦った後に発見され、その際におびえているカーバンクルをなだめてくれたことから懐いてしまい、それ以来「女の子の方が良い」という自らの意思で彼女と行動を共にするようになった。
アルルからは「カーくん」、サタンからは「カーバンクルちゃん」と呼ばれている。
その昔、魔導物語シリーズでおなじみの「コンパイル社」のマスコットキャラクターをつとめており、オリジナル饅頭なども発売されたとかしないとか・・・。

【サタン様】
年齢は10万と25歳(ちなみに年齢に触れると怒るという設定が)。
自称闇の貴公子、魔界のプリンス。ヘアスタイルや表情はシリーズによって微妙に異なるらしい。
設定上は一応「ラスボス」のようだが、性格は敵らしからぬオチャメさで溢れている。良く言えば可愛らしく、悪く言ってしまえば、ちょっとだけイタイ人物。
以前まではカーバンクルの飼い主だったが、前述した理由からカーバンクルがアルルに懐くようになると渋々手放したものの、現在ではアルルのほうが気になる様子。少しでも暇になると何かしらイベントを仕掛け、上手くアルルを誘導してあわよくば結婚、という妄想を頻繁にしている。
しかし、他の女性キャラに助けられるとそっちに気持ちが傾いたりと、かなり節操ないが、本人曰く「アルル=将来の嫁」という決定にブレはないらしく、そのあたりは一途。
カーバンクルのことはアルルと同様、もしくはちゃん付けで呼び、自室の部屋の壁全体がカーバンクルグッズであふれている。カーバンクルがサタンの元を離れてからも度々ちょっかいを出していたが、つねにビームで返り討ちに遭うという、以前の友情関係が疑われるような無慈悲な扱いを受けている。
じつは本人も持て余すほどの膨大な魔力の持ち主だが、あまり力にはこだわっていないらしく、時には本気でアルルたちを心配したり、サポートに入ったりと、「良識的なラスボス」っぽい一面を見せたりする。

【ルルー】
誕生日:2月24日
年齢:「魔導2,3」「ぷよ通」「SUN」→18歳
「魔導R」→16歳
身長:「ぷよ通」「SUN」→168cm
「ぷよDAI」「SS魔導等後期作品」→169cm
体重:「ぷよ通」「SUN」→56kg
「後期作品で自己申告(!)」→52kg
スリーサイズ:「ぷよ通」「SUN」→B90・W61・H87
「後期作品」→B90・W57・H86
ヘアスタイル:ウェーブがかかった青色のロングヘアー
瞳の色:緑
部下:ミノタウロス
アルルやジェゾのように魔導力は持ち合わせていないものの、並外れた格闘術を習得している、裕福な家庭で育ったお嬢様。
『ぷよぷよ』シリーズにおいて、アルルがサタンと対戦する直前には必ずと言っていいほど目の前に立ちはだかる。じつは、「サタンよりも強いのでは」という噂が密かに存在しているらしい・・・・。
サタンに絶賛片思い中。
初登場時は『魔導物語』の脇役だった。
サタンを好きになったキッカケは『魔導物語ARS』にて助けられたことが原因のようで、誰かの「迷宮の最奥にたどり着けばサタンと結婚できる」という言葉を真に受けて何度もチャレンジし、時には他の者がゴールするのを邪魔するためトラップを仕掛けたり色々と策を講じているようだが、どれも見事に失敗している。
アルルを一方的に敵視してる。サタンお気にい入りのカーバンクルがアルルに懐いていること、また、サタン自身がアルルと結婚する気満々の様子を見て、事あるごとにふたりの邪魔をしようとアルルに決闘を申し込んだり、ふたりで魔導学校の入学を目指したりと、とにかくクセのあるキャラクターだが、サタンが一切絡まなければ、「腕っ節のつよい頼れるお姉さん」という、冷静に助言できるキャラクターとしての存在感を発揮するという・・・・。
その後、様々な番外編に主役として登場するが、これらで料理がド下手だったりと、個性が追加されるなど、活躍を見せているいようだ。

【ミノタウルス】
誕生日:ルルーと同じ
身長:「ぷよ通」→192cm
「ぷよDA!」「SS魔導」等後期作品→210cm
体重:「ぷよ通」→100kg
後期作品→277kg
半牛半人の牛男。その名の通りモデルはミノタウルス。
巨大な斧を武器に戦う、ルルーの実直な部下。傷がある右目は潰れているため開かないようだ。
好きなものはルルーで、嫌いなものは牛肉。特にビーフカレーが苦手だが、強靭な内臓の持ち主のため、基本的にはなにを口にしても特に問題はない(ルルー談)。
(ちなみにとあるシリーズのプロフィールでは”カレー全般が苦手”となっているようだが、要因は例の料理対決ではないかと言われている・・・)
当初、ミノタウルスはルルーが掘った落とし穴でアルルを待ち受け倒すという役回りだったが、逆に返り討ちに逢っただけではなく、その後もアルルと会うたびにひどい目に遭い、挙句にはルルーにお仕置きされ屋敷の外にふっとばされるという、健気なわりになんとも報われないキャラクター。
当初はルルーの「直属の下僕」というだけのキャラクターだったが、段々とシリーズへの登場を重ねるにしたがい、「忠誠心の深い部下」としての立ち位置を確立させていき、特にルルーが主役の作品ではその傾向が顕著なようだ。時にルルーと共に戦い、彼女から「ミノ」という愛称で呼ばれることも。

【ウィッチ】
誕生日:10月31日
年齢:13or15歳
ヘアスタイル:金髪
瞳の色:碧眼
一人称:私、わたくし
性格:プライドが高い、おせっかい
服装:比較的大きめの洋服を身につける傾向にある
そもそも「ダンジョン内で遭遇する複数の敵のうちのひとり」という雑魚キャラ設定だったが、見た目が可愛らしいため段々と人気が上がったキャラクター。
シリーズが発売されるごとに存在感を発揮するようになり、とうとう彼女がヒロインの作品が登場するようになった。
・・・が、彼女の個人設定に関しては、人気が出てから後付けしたものがほとんどだそうだ(笑)そのひとつが「ウィッチ」という名前についてで、「修行中の身のウィッチは魔女として成長したと認められたら”真の名”が与えられる」という設定が存在するようだが、ファンはいまいち否定的なのだとか。

普段は「~ですわ」のように高飛車な口調だが、時々「おいッス!」「行ってみよぉ」「ダメだこりゃ!」のように明らかにギャグキャラのようなセリフを口にするのだが、もしかするとこのギャップが人気の秘密なのかもしれない・・・。
ただ、相手を呼ぶ際は必ず「さん」をつけるなど、基本的には丁寧口調のようだ。

シリーズによっては稀にひとりで暴走する。

あらゆる属性の魔術が使用できるものの、サタンやジェゾと比較すると貯蔵魔力自体はそれほど多くはなく、また呪文をうろ覚えで唱えてしまうせいで失敗することも多い。

ホウキマニアという一面を持ち、薬学にも精通しており、シリーズによっては「魔導学校に薬品を卸す仕事」に就いている。

上記したようにシリーズ当初は雑魚キャラだったが、スタッフが新たに追加した設定に否定的なファンとの間で衝突が起こり、しばらく登場しなかったが、その後『ぷよぷよ!!』にて正式なプレイキャラとして復活を果たす。

☆ウィッチの必殺技
・旋風陣:ホウキを目の前で回転させることにより相手の攻撃を無効化する。
・メテオ:魔導師の塔、SS魔導におけるウィッチの必殺技。作品ごとに威力は異なるものの、掲げた指先に星屑が集って敵に命中するか、もしくはホウキを掲げると周囲が宇宙空間になって隕石が敵を攻撃するという、要するに「隕石を相手にぶつけることで敵を倒す」攻撃である。
・ビッグバン:ぷよぷよのみ使用する技で、魔法陣から集中的な光が発生し敵に命中すると大爆発する、別名「すべてを破壊に導く宇宙の怒り」。

【ドラゴンケンタウルス】
年齢:16歳
誕生日:8月2日
体重:39kg
スリーサイズ:B78~79 W54~60 H??
(尻尾がふくまれるため正確な計測は不可能)
性格:幼いを通り越して野生児、色々と雑
ヘアスタイル:緑色でぼさぼさのショートヘア
瞳の色:金色
チャームポイント:尻尾と八重歯
服装:基本は赤いチャイナドレス(+白タイツと白手袋を着用しているが、シリーズによって武闘派スタイルになり、その場合は下にショートパンツを穿いている)

半人半獣の獣人で、性別は女性。元々はウィッチと同様、「ドラゴンケンタウルス」という種族名のみゲームに登場する雑魚キャラだったものの、その可愛らしい容姿に人気が集中したのかどうかはさておき、いつの間にか独立したキャラクターとして登場するようになった。
当初はシリーズに登場する「エンカウントモンスター」に過ぎず、なんと公式から「女の子です」とフォローが入ってしまう程、プレイヤーが男と間違えてしまうくらい性別の設定が曖昧なキャラクターだった。その後、ストーリー上でアルルと「美少女コンテストをする」というやり取りがあったことで初めて女性として認知された。
また、ゲームを効率的に進めることに非常に時間がかかることから、「口のわりに優柔不断でどんくさい」というプレイヤーからの勝手な設定が立ち上がったとか。
以上の二次設定が一部の熱狂的な「モンスター娘好き」を産むキッカケとなったとされている。

シリーズが発表されるごとに、ゲームの重要な局面に登場するように。「ぷよぷよ通」では終盤を担当し、しかもそれまで上だったはずのミノタウルスよりもクラスが格上げされている。・・・が、「ぷよぷよSUN」では、「暑さに頭をやられてしまった」理由により再度格下げあつかいに。
(どうやらシリーズが発表されるごとにどんどん格下げされる運命らしい・・・)

ちなみに、彼女の本名及び種族名は「ドラゴンケンタウルス」で統一される。また、「ぷよぷよBOX」では彼女と似たキャラクターが登場するが、こちらは肌の色が褐色であり、カタコトでしか喋れないという設定で、その名も「ビーストドラコ」。ビーストはドラゴンケンタウルスとは別人格で、「人里離れた場所で暮らす野生児」という裏設定つき。

当ゲームの版権が「セガ」に移行してからしばらくはゲームに姿を見せなかったドラゴンケンタウルスだが、「ぷよぷよ7」で見事復活をはたし、しかも個別に操作可能な独立したキャラクターとして新たに設定し直されていたという。

【ラグナス・ビシャシ】
誕生日:4月1日
年齢:17歳(子どもバージョン時は10歳)
初登場作品:『ぷよぷよSUN』
性格:熱血漢(正義感が強すぎるあまり周りが見えないことも・・・)
服装:RPGのテンプレ的な「勇者」スタイル

作品中は極めて珍しい「ぷよぷよ」シリーズから誕生したオリジナルキャラクターだが、後に魔導物語にも登場している。
熱血漢で服装も性格も「勇者」の王道をいくが、呪いをかけられているため、時折17歳から子どもの姿に変身してしまう。本人は子どもになることが不服なようだが、この姿は人気が高いようで、しばしばコンパイルのアンソロジーに登場する。

『ぷよぷよSUN』の初登場シーンではさっそくアルルとジェゾに戦いを挑んだものの、あっさり敗北し、挙句の果てに、アルルにはパンツを見られ、またジェゾと戦う瞬間に子どもになってしまったという散々な結果に。
その後も発表されるシリーズにコンスタントに登場している様子から考えると、かなり人気が高いようだ。

周囲から勇者と呼ばれるアルルに対抗心を燃やしている。

1998年発売、セガサターン版の「魔導物語」には主要キャラとして登場するも、真面目だかどこか影のある、「何処の青年マンガの主人公だよ」とツッコみたくなるほど、現在の設定とは大分異なるものになっている。

また、他二次創作では、記憶を失っていたり、光の勇者だったりと、とにかくイジリがいのあるキャラクターであることは間違いないようだ。

サブキャラクター一覧

【のほほ】
姿形はそのまま「しゃべるカエル」。いっけんのんびりと広島弁を話すが、金に目ざとい。つねに商品をマリのなかに入れている。
紫や赤色をしたカエルの「むほほ」とは親戚同士で、裏でカレーの闇取引をお互いに行う間柄だとか。(ちなみにのほほはカレーアレルギー持ち)
「ぷよぷよシリーズ」中では「カエル積み」と呼ばれる技を繰り出すなど、しっかりゲームにも登場し、『ぷよぷよ通』では隠しキャラでもある。

【ももも】
『ぷよぷよ通』で初登場するキャラクター。商人。
作品によっては通常アイテムを販売しており、またダンジョン内にいる際も極稀にアイテムをくれる。
見た目は黄色い丸で、「~なの」という口調からのほほんとしたイメージだが、怒らせると「大変」らしい・・・・。
セガサターン版の魔導物語ではアルルの旅の途中で出くわし仲間になるが、一緒にいられる時間はとても短いそうだ。

【アーくん】
「アーちゃん系」(?)のキャラクターで、『わくわくぷよぷよダンジョン』に登場。髪は茶で、服装は全体的に緑。
遠距離攻撃が得意らしい。

【アーちゃん】
魔導物語、ぷよぷよシリーズに登場する敵キャラクターで、イタズラが大好き。他にも「嘘泣きが得意」という設定がある。弓使い。
初登場は魔導物語シリーズで、その際は単なる雑魚キャラのひとりだったが、その後ぷよぷよシリーズにもコンスタントに登場しつづけている。

【アーちゃま】
髪が赤く服は青い敵キャラクター。

【アウルベア】
書いて字の如く、「owl=フクロウ」、「bear=クマ」を合体させたキャラクターで、どうやら、魔導物語シリーズ以外にも、他ゲームに同名のキャラクターが頻繁に登場しているようだ。見た目も名前通り。
読心術に長けており、性格は短気かつ好戦的。
ちなみに魔導物語では『魔導物語A-R-S』のアルル編に登場。この作品にて、一人称が「オレ」または「オレ様」に固定されたようだ。
上記した作品内では3回戦うという設定で、最後にはラスボスとして登場、得意の読心術でこちらの攻撃が封じられてしまうものの、「ある技」を使うことでピンチを回避することができるとか。

【赤ぷよ】
赤い色をしているぷよぷよ。短気で怒りっぽい。作品内では炎属性の場合が多いとか。
『魔導物語1-2-3』に最初のザコキャラとして初登場し、ここで「魔法を跳ね返す」という特技を披露する。

【インキュバス】
一般的には「悪魔」に属する者として分類され、「サキュバス」とは対になる存在。サキュバスが女性なら、インキュバスは男性の姿をし、ハンサムな見た目を活かして眠る女性を襲うという特性を持つ。
顔にまったく自信がないせいか、濃い化粧が特徴のキャラクター。自身の「インキュバス」としての特性を活かし、登場する作品では必ず主人公を何度もナンパする。シリーズによっては白い服で登場。
口癖は英語交じりの意味不明な日本語を使用するが、それが仇となり、同作品メイン人物のひとりでもある「闇の貴公子」と同様「残念なイケメン」扱いを受けているそう。
同名のキャラクターは発表されたばかりの「魔導物語」にも登場するが、見た目や性格がしばらく固定されず、やっとまとまりを見せたのは『ぷよぷよ通』になってからである。
PS版ではゲームに入る前にまず「インキュバスの特性」についてレクチャーしてくれるが、そのまま口頭で説明しようとするため、所々に修正が入る。
『ぷよぷよSUN』から本筋のストーリーにも絡んでくる。

【ウィッシュ】
青みを帯びた銀髪で碧眼。ウィッチの祖母。『魔導物語 魔導師の塔』に登場。
ウィッチからおばあちゃん、またはおばあ様と呼ばれている。

【鱗魚人】
魔導物語、ぷよぷよシリーズに登場する半魚人のキャラクター。
ちなみに「うろこさかなびと」は単に種族名で、これに属するキャラクターで「セリリ」「メロウ」という名を持つ者が『ぷよぷよ通』に登場する。

【えせばんくる】
カーバンクルのニセ物、通称「似非バンクル」。
おでこに赤い石が無く、ぐーぐー煩いなどの特徴がある。

【おじゃまぷよ】
ゲーム中に使用される攻撃のひとつ。通常のぷよは4つ以上つなげると消滅するが、おじゃまぷよは消えずに残るため、対処法としては「隣接したぷよを消す」必要がある。
設定上は色を持たず、無色透明。そのため、同色のぷよを消すための魔法が効かないとか。
魔導物語ではモンスターとして登場。ちなみに「かたぷよ」「太陽ぷよ」「鉄ぷよ」「得点ぷよ」というのもいるそうだ。

【カミュ】
『魔導物語Ⅰ』のゲームギア、メガドライブ版に登場。
『魔導物語I 3つの魔導球』では、卒業試験を控えた6歳のアルルの目の前にライバルとして登場する。

【キキーモラ】
ロシアの妖怪で、家に憑くタイプの妖精。座敷童と同様、家人が気に入れば真夜中に糸紡ぎ等こまごまとした家事を手伝ってくれる。
名前の由来は「キキ―と音を立てる」ことからつけられた。夜中に家人が寝静まると、わざと音を立てて騒ぎはじめる。
見た目については諸説あり、「魔導物語」や「ぷよぷよ」などのシリーズではメイド服を着た可愛らしい少女の姿だが、ほかにも老婆だったり、半人半獣だったりと、様々なタイプが存在するようだが、すべてに共通しているのは「女性」であることのようだ。

【サキュバス】
ひとことで片付けるなら「女性版インキュバス」。

【さそりまん】
ふくよかな体型にサソリの着ぐるみとなんだか愛らしい見た目だが、一応設定上は敵キャラのようだ。関西弁を用いて細目で話すことから、なんとなく腹が読めない印象がある。
ちなみに一見商人っぽいものの、公式は「商人ではない」と一蹴した割に、後々ゲーム内で商店をひらかせたりしている。

【サムライモール】
「武士道に目覚めたモグラ」というトンデモ設定のキャラクター。見た目は「甲冑を着たモグラ」といたってシンプル。ちなみに侍に影響を受けた理由は「時代劇を観たから」だという。
初登場は『魔導物語3』で、呪文を唱えている最中に「音」を食べて妨害した。上記したように音が主食なため、シリーズが進むにつれとうとうBGMまで食べるようになってしまうが、逆に無音の環境に弱く、すぐに空腹で倒れてしまう。
その後、将軍や水泳コーチなど、様々な役柄でなんども再登場を果たす。特に「ショウグン」関連がけっこう多い。スタッフのお気に入りだったのだろうか・・・・。

【ジャァーン】
他人を驚かせるのが大好きなジン。ヘアスタイルはミディアムヘアorポニーテールと作品によって異なるものの。基本的には青色で、瞳はオレンジの混じった赤、角が生えている。「ごじゃる」「おじゃる」が口癖。
相手を驚かせるために巨大化した手で攻撃を行う。

【シュテルン博士】
本名はケーニヒス・ティーゲル・フォン・シュテルン。角川小説『魔導物語』に登場。

【スキュラ】
「魔導物語」「ぷよぷよ」に登場する、ギリシャ神話の怪物をモチーフにしたキャラクター。本来は悲壮感が強い海の怪物だが、最近では女型のモンスターとして様々なゲームに頻繁に登場する。

【すけとうだら】
「魔導物語」「ぷよぷよ」シリーズに登場する、魚の胴体に手足がくっついた謎の生物。ダンス好きで登場時は踊っている姿が頻繁に見られるが、その度アルルから「美しくない」と批判される。
うろこさかなびとのセリリが好き。
登場回数は多い方で、当初は目立つ立ち位置に必ず登場し、シリーズがリニューアルされてからも美味しいポジションにいる、影が薄いキャラクターたちから羨ましがられ&疎まれそうな存在だ。
リニューアル後の『魔導物語1,2,3』では、なんとリアルなすけとうがらに手足が生えたという、なんとも化け物じみた設定になっている。

【スケルトンT】
「ぷよぷよ」シリーズ内の弱キャラ。
見た目はまるっきり骸骨男だが、日本茶が好きで、よく飲んでは骨の隙間からこぼれ落ちているという、ホラーとギャグの両方の要素を兼ね備えたキャラクター。
作品内ではキャラクター設定の際に初心者用として用意されているそうだ。が、『ぷよぷよSUN』ではゲームの対戦キャラとして選択できるものの、対戦中の掛け声が「すべてのお茶の種類を唱える」と、そこはかとなく笑いを誘うものになっている。
ちなみに『魔導物語』においてはボスキャラや対戦相手を務めるなど、意外と登場回数が多く、また目立った弱点も見当たらないため、それなりに手強い。攻撃のためしばしば自身の骨を投げつけてくるが、そのたびに骨が崩れるというおまけつき。
『魔導物語1-2-3』では上記したコミカルな要素は登場せず、シンプルに「骸骨戦士」として出てくる。それ以外にも、他シリーズではすけとうだらの子分になったりと、けっこう色々と出まくっている。

【セリリ】
誕生日:3月12日
年齢:17歳
ヘアスタイル:青みがかったロング
初登場作品:『ぷよぷよ通』
性格:泣き虫、寂しがり、気弱
身長・スリーサイズ(!):171センチ、バスト81・ウェスト61・ヒップ?
服装:胸に白い布、首・二の腕・手首には輪っか状のアクセサリーを付けている

『ぷよぷよ通』に鱗魚人として登場して以降「セリリ」という名前が付き、それから定番キャラクターのひとりとして定着しはじめた。
・・・ということは、初登場時からけっこう人気があったのかも。
身体の構造上、尾ひれを無理に曲げることは難しいらしい。
『セリリのはっぴーばーすでぃ』という育成SLGでは主人公だそうだ。
・・・こちら、「美少女人魚の育成ゲームだから何かしら萌え要素が含まれているのか」と思う方がきっと多くいるだろうが、昨今珍しい純粋無垢な育成ゲームである。ストーリーは「友だちのいないセリリが2年後の誕生日までに陸で友だちをつくる」という設定。プライヤーは友だちづくりに必要な各種能力を上げることでゲームを進めていく。
初登場時は非常に淡白な説明しかされなかったが、その後色々と設定が追加されるようになった。
寂しがりやでつねに友だちを欲しているととれる描写が多い一方で、ほとんどを水中で過ごしているため人とのコミュニケーションの機会が極端に少なく、そのせいか被害妄想が強く、人と出会うと「わたしをいじめにきたのね!」「ひどい・・・」「わたしの身体目当てなの?」というセリフが飛び出る。
(ちなみに最後のセリフは正直トンデモ過ぎるような気がするが・・・・)
セリリの「身体が目当て」というセリフにはきちんと意味があり、「人魚の肉を食べると不老不死になる」という伝説に由来するのだそうだ。以上のセリフは『ぷよぷよCD通』で初登場し、その後度々各シリーズにてセリリが口にしているという。が、『ぷよぷよ!!クエスト』では本人が以上の伝説の信憑性を完全否定している様子が見られる。
当初は「心を許したらいじめられるんじゃないか」という思いから非常に警戒心が強いものの、その後シリーズが進むにつれて仲がじょじょに深まり、最終的にはセリリからお友達認定されるまでになる。
また、ゲームによっては「丸いものが好き」「歌が好き」というプロフィールが追加されるそうだが、セリリの歌がやがて「ハーピー」というキャラクターを引き寄せ、後に彼女の酷すぎる歌を無理矢理聞くハメになるのだが、具体的には以下に後述することにする。
ちなみに作品内でセリリに友達認定されたのは以下のキャラクターだそうだ。
アルル、ジェゾ、すけとうだら、ルルー(ドラコはセリリに対し”女々しい女は嫌い”とのこと)
作品によってセリリと親しくなると「友達カード」がプレゼントされるそうだ。ちなみにこのカードのナンバーは5桁あることから、セリリ自身は「10,000人規模の友達づくり作戦」を画策しているようだが、普通にフレンドリーな人間でもさすがに一万人規模での交流は不可能かもしれない・・・理想が高いのは良いことだが。
初登場では特に「セリリ」という名前も付かず雑魚キャラのひとりという扱われ方で、性格も若干傲慢という現在とは正反対だが、「孤独」という設定は当初から引き継がれているようだ。
初登場時は「うろこさかなびと」のひとりとして登場するが、上記した通りあまりにも性格が異なるため、同一人物だとは考えにくい。また、うろこさかなびとの設定も当初は髪の色がピンクだったり、後に「鱗魚人」と漢字で記載されるようになったりと、シリーズが進むごとにいくつか設定が変更されている。

【ゾウ大魔王】
『ぷよぷよ』『魔導物語』に登場する象をモチーフとしたキャラクター。CV安元洋貴。まるでガネーシャのような見た目だが、本人に「象」と言うと怒るらしく、ちゃんと「大魔王」をつけて正式名称で呼ぶと大丈夫なのだとか。
ぷよぷよの各シリーズに登場した際はゲーム中轟音と揺れを起こして落下するのが特徴。これらの内容から、威圧的な性格だと想像させるものの、本人とサタンからの情報によれば「じつは小鳥のさえずりが好き」という、あっても無くてもあまり変わらないような趣味の持ち主でもある。
が、偉そうな言動は見た目通りのようだ。

【太陽ぷよ】
『ぷよぷよSUN』にて初登場した、その名の通り太陽型のぷよぷよ。ゲーム対戦中はフィールドの中心にいる。
対戦中にあらわれる大量のお邪魔ぷよを消去した途端、フィールド内に複数の太陽ぷよを降らせる際に登場するそうだ。
太陽ぷよの消去に成功すると、今度は対戦相手に向けてお邪魔ぷよを送りつけることが可能になるが、その分こちらの太陽ぷよが増加してしまい、それがかえって敗因をつくることもあるという。
ちなみに上記した様子はなかなか目にする機会が少ないそうだが、最近セガ版にて復活を果たしたという。

【チコ】
コンパイルで制作されたぷよぷよシリーズにて最後のオリジナルキャラクター。
見た目はエルフを思わせる長い耳に特徴的な爪を持っている少女。設定は「忘れ去られた神殿を守る巫女一族の見習い」だとか。
一見神秘的で寡黙なイメージだが、じつはおっちょこちょいというギャップの持ち主。初回ではアルルに対してタメ口で話しかけていたが、それ以降は丁寧口調で話すようになっている。(一体この間になにがあったのか・・・)
『ぷよぷよ~ん』では敵キャラとして登場。カーバンクルを探すため神殿に入り込んだアルルたちを泥棒と勘違いし攻撃を仕掛ける。その後誤解が解けてからはアルルを神殿に案内するものの、戸締まりを忘れた結果ジェゾに侵入されてしまうなど、思い込みが激しい&非常におっちょこちょいな性格は初登場時からしっかり描かれていたようだ。
・・・が、天然な性格とは真逆に、ゲーム中にくり出される必殺技の威力が凄すぎて密かに恐れられている。チコの必殺技は「ガイアキューブ」というもので、具体的には4段目と8段目を1番多い色のぷよに変えるのだが、ぷよを大量に消去できるだけではなく、攻撃・防御にもこの技は大変優れている。
PS版『ぷよぷよ〜ん カーくんといっしょ』のとあるストーリーではカレー嫌いが発覚。ルーを大量にもらい、チコが困っている描写から、彼女がカレー嫌いであることが察せられる。
(ちなみに、このシリーズでは既にアルルとは知り合いになっている様子)
ゲームボーイカラー版『ぽけっとぷよぷよ~ん』では祭りの会場にて占いを担当することでアルルと遭遇する。しかし1回50万円でぼったくろうとするチコはアルルに対し「勝負に買ったら無料にする」と宣言するも、結果、アルルが勝利をおさめる。最後にはアルルの強さに感心したものの、ここでは仲間に加わらないようだ。
この作品内でのチコの必殺技は「ワイルドカード」というもので、自分のフィールドにいるおじゃまぷよを5色の色に変えるというものだが、あまり効力は無い。
その後『ぷよぷよBOX』に登場した際は全くしゃべらずにゲームにのみ参加、それ以降コンパイルの倒産によりしばらく姿を見かけなくなるが、2013年に発売された『ぷよぷよ!!クエスト』にて見事復活を果たす。以前と比較すると多少デザインに変更が加えられている。
ゲーム本編では登場回数やセリフは圧倒的に少ないものの、『ぷよぷよ~ん』と同時に発売された小説『チコの日記』ではタイトル通り主人公をつとめている。この作品では祖母とともに神殿で見習いとして修行中のチコの様子が描かれており、天空都市から落ちて帰れなくなったドラゴンと生活をするといったエピソードが盛り込まれている。
ちなみに、現在もネットでのみ閲覧することが可能なのだとか。

【ちょっぷん】
年齢:25歳
出演作品:『魔導物語』シリーズ、『ぷよぷよSUN』etc
身長:167cm
体重:59kg

プロフィールに「好きなもの 貧乳」「嫌いなもの 巨乳」と書いてあり、つねに頭にダンボールを被ってアルルのコスプレをする男を、果たして(サタン様とは別種の)「変態」と思わない人間はいるだろうか?(ちなみに強化形態ではセーラー服を着ているという。キモチワルイ・・・)また、漫画版ではアルルのお隣さんという設定が追加されているとか。アルル逃げて!
基本的に『魔導物語』シリーズと『ぷよぷよSUN』に登場。ちなみにゲームギア版の魔導物語と小説版では上記したセーラー服の強化形態「ちょっぷんR」が登場する。つーか、ちょっぷんRってどう考えても『セーラー○ーンR』のパクリ・・・・。
自称「美少女愛好家」だが、じつは妻子持ち(!)で八極拳の使い手(!!)という、もうなんかよく分からないカオスな設定の持ち主でもある。性格は飄々としており言動は胡散臭いが、「個性的でおもしろい」と一部では高く評価されている。
が、肝心のゲーム対戦者としてのちょっぷんの実力は「初心者でもわりと簡単に勝てるレベル」だそうだ。ぷよぷよ内にて彼はゲーム時のレベルを「イージーモード」に設定されているため、まぁ当然と言えば当然だが、過去にサタンが使っていた技をそのまま丸パクリしているにもかかわらず、積み方、思考は平均並み。

(あと、驚くことに、ちょっぷんのモデルは、当時コンバイルに所属していた”ある社員”だという・・・・)

【デビルくん】
「人気赤丸急上昇中」(←?)の魔族。見た目は可愛らしく、三つ目と赤い目、尖った耳に角を持つ。サタンを勝手にライバル視している模様。
基本的には、アルルほかメインキャラクターを幼児化したスピンオフから派生したためゲーム本編には登場しないが、マンガ・小説版では「サタンの親戚」という記述があるらしい。
ちなみに、小説版では大人びた姿で登場する。

【時の女神】
『ぷよぷよシリーズ』の設定にのみ登場。ゲーム中ぷよを消去する「オワニモ」という魔法を発動する。

【ドッペルゲンガージェゾ】
時空の水晶がジェゾの力を奪い姿を模したことで登場するキャラクター。Dジェゾ、ブラックジェゾ。全体的に「暗黒面」に飲み込まれたみたいな格好してる。
『わくわくぷよぷよダンジョン』に登場するとか。

【ドッペルゲンガーアルル】
設定は↑とほとんど同じ。

【トリオ・ザ・バンシー】
その名の通り、メリグ・ショス・エミィの3人組からなるバンシー。
バンシーとは、北欧伝説に登場する妖精の一種で、死に近づいてる人間の目の前に来て泣くという、別名「泣き女」。
一応三姉妹のようで、それぞれ信号機を模した異なる髪色から名前を認識することができる。ちなみに赤色がショス、緑がメリグ、黄色がエミィという名前のようだ。
バンシーといえば、「暗くじっとりとした雰囲気をまとう女性」というのが世界的な共通イメージのはずだが、このトリオにいたっては非常に明るい・・・というか明るすぎていっそ「うるさい」(by他キャラクター)。
時折「黄金りんご」なる素敵アイテムを落とすといううっかりなところがあるが、多くのプレイヤーはこのうっかりにすぐに飛び付くとか。

【ナスグレイブ】
「なんとなくナス」(byピクシブ百科事典)
紫色の丸っこいボディに短い手足が生え、顔の大半を両目が占めるくらいデカイ。そしてなぜか彼(?)の近くでナスを食べると怒るのに、本人はナスが嫌いという・・・・理不尽っ!
(ちなみに、アルルはこのキャラクターに遭遇するたびに焼きナスにしようと虎視眈々と狙っているそうだが、自分が食べられそうになっても怒る。)
初期は水色をしていたが、「美味しそうではない」という理由で紫に変更された。
このキャラクター、なんと驚くことにモデルがいるという。それは「魔導物語」の企画者である米田氏だそうで、ちなみに本人は「ナスが嫌い」だという・・・・。
魔導物語に登場する際は宝箱内に隠れていたりと「トラップ系キャラ」をつとめ、火を吹いて攻撃するものの、そのせいでしょっちゅう自分が焼けナスになる。それ以外にも太鼓をたたいて出る音で攻撃することも。
以上を見る限りでは、なんとなくおとぼけ系のキャラクターとしてなめられそうだが、じつは初心者にとっては第一の難関として立ちふさがる、まさに「初心者キラー」である。このあたりは「スケルトンT」と思考回路が非常に似ているようで、ピクシブ百科事典によると「もたもたせずにこちらも連鎖を繰り出して潰してしまう方が得策」だそうだ。だが、ナスグレイブを無事たおした頃にはプレイヤーにはぷよぷよをたのしむだけの基礎技術は備わっているので、別名「ナスグレイブ道場」と呼ばれているとかいないとか。
以上の理由から『ぷよぷよ通』ではメインキャラのひとりとして扱われていたが、その後しばらく姿を見なくなり、『ぷよぷよBOX』にて「やきナスグレイブ」なる新キャラとからむ様子が登場する。
ぷよぷよシリーズのSEGA版として15周年記念に発売された『ぷよぷよ!15th』と『ぷよぷよ!!クエスト』にて再登場。このシリーズでは全キャラクターに見せ場があり、もちろんナスグレイブにも専用ストーリーがついているとのこと。だが、アルルと会ったときのリアクションと同じように、ほぼ全員に生き物としてではなく食べ物として認識されているため、つねに命を狙われているという、なんたるサバイバル。

・・・ちなみに、ナスグレイブ以外にも「野菜系魔物」はいるらしいので、もういっそユニットでも組んだらいいと思う。

【ハーピー】
年齢:14歳
誕生日:9月13日
ヘアカラー:ピンク
身長、体重、スリーサイズ:控えめ

MSX2のDS版『魔導物語』から初登場するキャラクター。見た目はフワフワと可愛らしく、背中から薄黄色の羽がはえている、いわゆる「天使」のような見た目をしているが、じつは鳥の仲間だそうだ。
足元までかくれる白いロングワンピースをつねに着用している。ちなみに下着はドロワーズで、つねに空を飛行しているため、「見えるの防止」用に身につけているのではと言われている。
全体的に小柄でキャラクターとしてシンプルなデザインだが、その理由は「効率良く飛ぶため」であることが考えられる。参考となったモデルはギリシャ神話に登場する「ハルピュイア」であり、こちらは半人半鳥の姿をしてる。ちなみにあるシリーズでは神話版バージョンのハーピーを見ることができるとか。
見た目と同様中身もふんわりおっとししており、基本的に相手のことを丁寧にさんづけで呼ぶ。

歌うことが大好きだが、じつは音痴という非常に残念なスキルの持ち主。ちなみに音痴の程度は、周囲が「下手だなぁ」と苦笑してしまう場合と、聞くに堪えない超音波のような声に思わず耳をふさいでしまう場合と、状況によって違いがあるらしい。ハーピーの歌は武器にもなるため相手を攻撃することができるが、歌の途中で邪魔がはいると普段は温厚な彼女も激怒する。

『ぷよぷよ7』以降久々にゲーム内に登場したが、セリフはほとんど無く、しかもそれ以降再び姿を消してしまった。
その後『ぷよぷよ!!クエスト』にて再登場し、その時から初めて声優が声を充てるようになったという。更に『ぷよぷよクロニクル』ではある特定のルールを満たした時しか登場しないものの、一応このゲームの正式キャラクターの仲間入りを果たした。

【パノッティ】
誕生日:4月3日
年齢:9歳
見た目は普通の少年だが、彼の持つ笛には「数十人の人間をいっきに操れる魔力」があるものの、本人の実力不足のため、ひとりを操るのが精一杯なのだとか。

【パロメッツ】
中世ヨーロッパの伝説に登場する同名の半植物・半動物の生物がモデル。本来はメロン大の球根から伸びた茎に羊の頭が付いているというなんとも不気味な姿だが、ゲーム版では「トマトの入れ物から顔を出した羊」というファンシーな仕上がりとなっている。
羊の姿をしているが普通に話ができるものの、極端に臆病。頭のお花が咲くとご機嫌になる(か わ い い)
ちなみにパロメッツはシリーズ上登場することの少ないレアキャラでもある。

【ファイアードラゴン】
『わくわくぷよぷよダンジョン』に登場する。ドラゴン族から敵視されている。

【双子のケットシー】
『ぷよぷよ通』ではじめて登場し、その後、『なぞぷよシリーズ』、ゲームボーイ版『ぽけっとぷよぷよSUN』、セガの『ぷよぷよ!!クエスト』に連続してキャラクター出演している。
ひとつの胴体にふたつの首がついた見た目・・・というとちょっと怖い気もするが、実際はとても可愛らしい双子のシャムネコ。
性別はメスで、一人称は基本的に「あたし」だが、作品によっては自身を僕と呼ぶ所謂「ボクっ娘属性」のシャムネコとなるが、なんにせよ可愛い!
闘争心が無く、のんびりとした性格の持ち主。「食べる」「寝る」「遊ぶ」ことが大好きで、「日向」「コタツ」を心から愛する、まさに猫のなかの猫。
ちなみに「闘争心は無い」と書いたが、メガドライブ版の『魔導物語!』では、片方がロケットを背負い、もう片方が着火するという特攻シーンを拝むことができるとか。

【ぷよぷよ】
ご存知ゲームタイトルにもなっている「ぷよぷよ」。ちなみに「ぷよ目ぷよ科ぷよぷよ」なんて分類名も存在するらしい。へぇ・・・・。
元々は『魔導物語』シリーズに登場していた雑魚キャラだったが、いつの間にか日本人なら誰もが知るゲームキャラクターへと進化を遂げていたという。設定に関しては、コンパイル版は目玉が小さく、セガ版は目玉がパンダのように大きいという違いがある。
触り心地はその名のとおりプヨプヨしており、感情のこもっていない声で「ぷよぷよ~」と鳴くとか。
過去には攻略本に「雄雌あり、子供をいっぺんに約150匹産み、誕生直後の子供の体長はおよそ1センチ」という、トンデモ情報が掲載されていた事があったとか・・・・。
ぷよぷよはカラーによって性格や攻撃に関する設定がいちいち異なる。
赤ぷよは攻撃的。青ぷよは何故かいつも悲壮な表情をしており、冷気系の攻撃をくり出す。緑ぷよはごくごく「普通」(?)のぷよぷよ。紫ぷよはつねに寂しくて時折泣いているとか。
これら以外にも、シリーズによって異なる亜種がおり、ゲームをしながら違ったタイプとの対戦をたのしめる仕組みになっているようだ。

・・・そういえば、「ぷよぷよ」にはひとつ大きな謎があるそうだ。
それは、「オワニモ」という呪文との関係性である。
この呪文の効果は「同色の魔物が4体そろうと時空の彼方に消し去る」もので、あるシリーズでアルルが開放する魔法でもある。
ちなみに、ゲーム内でオワニモは「同色のぷよが4つそろうと消え去る」という効果として利用されているが、一体全体どうやって魔法が使われているのかは謎とされている。
誰がどこでオワニモを唱えているのか・・・
自動的にプレーヤーが唱えるという設定があるのか・・・
それとも、アルルが見えないところでオワニモを使っているのか・・・

【マスクド校長】
魔法学校の校長。『魔導物語 はちゃめちゃ期末試験』『ルルーの鉄拳春休み』『セリリのはっぴーばーすでぃ』に登場する。
基本的に仮面を身に着け、また魔法を使って多少姿をカモフラージュしているあたり、一見するとただの「怪しい人」だが、生徒には親身に接しているようだ。

ちなみに、校長が魔法学校を立ち上げた理由は「強い魔法使いを集めるため」らしい。

影でカーバンクルを溺愛する姿から、「あの人」を彷彿とさせるが、バレているのかいないのか、真相は闇のなか…

大元は『ぷよぷよ通』に登場する「マスクドサタン」(あっネタバレ…)が原型になっているそうだが、使っているマスクが全く同じだったりと、設定がお粗末な部分がどうしても気になるユーザーは絶対大多数いるだろう。
↑ではルルー以外のキャラクターにはモロバレという設定だが、マスクド校長の場合もほとんどのキャラクターが仮面の下の顔について大凡の検討をつけていると確信を持って言える。

【マミー】
綴りは「Mummy」、日本語に訳すと「ミイラ男」。

【まもの】
『魔導物語』『ぷよぷよ』両シリーズに登場する、全身青色の怪鳥。
「はべぇぇ」「ぐえぇぇ」など、とにかく恐ろしげ&渋い鳴き声でのみ会話をするが、じつはとても繊細というギャップを持ち合わせており、他人から「全然怖くない」と言われるとものすごく落ち込む。
作品によってはラスボスだが、時にはアルルから酷い扱いを受けたり、けっこうかわいそうな立ち位置で、毎回落ち込んで泣く。
ちなみに最近の登場はご無沙汰だったようだが、セガ版で復活したそうだ。

【ヨグ】
『SS魔導物語』に登場する、「あらゆる世界に災いをもたらす」とされている生命体。「球体に目玉がついている」という設定がなんとも不気味。(設定によれば、”元魔王ヨグス”の分身らしい。)
主に闇落ちしたキャラクターが放つ狂気を糧とし、吸い取った負のエネルギーを周囲にばら撒いては近くにいる存在を闇落ちさせるという、厄介極まりない。

戦闘になるとHPが低い割に高い防御力を持つ。
ちなみに、ストーリー毎に「8種類のヨグ」がいるようで、それぞれ設定が異なるみたいだ。
欠乏のヨグ
欲望のヨグ
誘惑のヨグ
支配のヨグ
憤怒のヨグ
堕落のヨグ
過信のヨグ
汚染のヨグ
それぞれ異なるシリーズに登場しては、物語のトリックスター的な役割を果たしていく。(個人的には”過信のヨグ”が特におもしろいなと。このヨグは恥ずかしがり屋の人魚ハーピーの音痴を”私は歌が天才的にうまい!”と勘違いさせ、プライドの高い人魚へと性格を変貌させてしまったらしい。)

本体は2種類いて、「次元魔王ヨグス」と、更に魔王の本体「次元邪神ヨグ・スォートス」がいるとか。
次元魔王ヨグスはヨグの本体で首領、次元と次元のはざまに存在し、様々な世界へと移動しては侵略をくり返す。ひとつの世界でヨグスが倒されたとしても、「過去に倒された記憶」を持った新たなヨグスが出現し、再び攻撃を行うという。ちなみにぷよぷよと同様、赤・青の色違いで2種類存在し、赤はサタンをも苦しませる程の強敵なのだとか。
次元邪神ヨグ・スォートスはヨグスのさらなる本体で、ラスボス。普段は本来なら存在するはずのない次元のはざまに身を隠している。

【ラーラ】
『魔導物語Ⅰ』に登場する少女。この物語では幼稚園時代のアルルたちをメインに、ラーラも同じく生徒という設定。
幼稚園で行われる試験当日に風邪をひいたラーラは、試験を受けるアルルが合格するのを阻止しようと敷地内に忍び込む。が、試験官が憧れのカミュであることに気づくと、本来の目的を忘れ彼を追いかけ回しはじめる・・・。

と、「ドジっ子ツンデレ属性」的なキャラクターのラーラだが、じつは他の学生モノシリーズにも頻繁に登場しているとか・・・。

  • 最終更新:2018-12-20 15:22:37

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード